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飛行機の乗り心地について

こんな題で、乗り心地についてあれこれケチをつけると、さぞかし飛行機に詳しくて乗り比べているかのような印象を受けるかと思いますが、浅はかな知識で言いたいことを言っているだけですので、『あっ、その程度ね』と、流して気楽に聞いてください。この記事は、昨日のB777の乗り心地に中いてに連動しています。

そもそも、ぷら は、海外旅行が大好きで、ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア・東南アジア・中国の一部…、とあちこち周りました。しかも、Mr.で海外旅行好きでは珍しく!?、建物好きでもあります。ちょっとずれましたが、そんなわけで、飛行機に乗る機会が多いのですが、ぷら は、飛行機に酔いやすいんです(!_+)…致命的!そんなわけで、どうしたら酔わないかを追求しているうちに、乗り心地にこだわるようになってきました。

ここで、ぷら が考案した、飛行機に酔わない飛行機の乗り方…
1.絶対窓側
2.飛行機に乗る前は極限状態の睡眠不足になる
3.腸の状態を良好に保つ
4.機内食後、運動をする
5.パーソナルモニタを使い、ゲーム・映画に熱中する
6.運行機材を選ぶ
まず、飛行機酔いの最大の原因は、重力変化と気圧変化の2点だと思います。特に、ぷらの場合、離着陸は慣れたので平気ですが、旋回が特に弱く、旋回をしてしまうと平衡感覚がやられて、旋回が終わっても平行がよくわからなくなってしまい、ほっとくと目が回ります。そのため、窓側マストなのです。外を見れば、自分の姿勢がわかります!

ぷらはのんびりしすぎているため飛行機乗り遅れの常習犯です(ウソですが、何度か乗り遅れたことがあります。旅行会社の社員なのに)。そのため、午前便搭乗の前の日は寝ません。明け方、睡魔に負けそうになりますが気合いで乗り越えます。搭乗ゲートでも気合いです。そうすると、飛行機の席についてシートベルトに手をかける頃には爆睡です。運が良ければ、上空で姿勢が安定した頃、キャビンアテンダントさんが食事で起こしてくれます。運が悪いと、誰も起こしてくれず、目が覚めると目的地です。もちろん、高級!?な機内食を食いっぱぐれてしまいます。以前、1泊2日でソウルに行ったとき、前日寝ないでソウルに行き、その日は寝ずで、次の日帰国という強行旅行をした際、帰りは記憶がないくらいで、市内から空港までのバスで爆睡…危うくしないに逆戻りしかけ、気合いで飛行機に乗って座った瞬間爆睡、気付いたら成田空港!!離着陸の振動でも起きなっかった

腸の状態は大切です。上空に行くと機内の気圧は与圧をしていても地上に比べるとかなり低く、巨大な低気圧が来ているときと同じくらいの気圧になります。ぷらは、低気圧の日は体調が優れませんが、上空ではそんな状態です。すると、腸内にガスが発生しやすくなり、これが体の不快感へとつながります。

機内食後に運動をするのは、整腸作用のためと血行をよくするためです。人は体を動かさないと体調が悪くなりますね。そして、食後は軽く運動をしたら映画でも見て、のんびり過ごします。
あとは、機材を選ぶこと。これは、飛行機酔いの最大の原因、揺れ対策でもあります。かたかた小刻みに揺れが続くと内臓が疲れる!?のでしょうか?どうもだめです...

飛行機の揺れないランキング
1.B747
2.A330
3.B737

この順番は、経験上なので、上空の大気の状態にも寄りますし、人それぞれだと思います。

そもそも、飛行機が揺れる理由は、大きく2つあり、気流の乱れている中を飛んで、エアポケットにはまり、いきなり落っこちるタイプと、気流の悪い中、雲の中を飛んで羽が空気にたたかれ、ぱたぱた揺れている振動が機体に伝わってくる揺れ、になります。

そこで、ぷらの推測によるとB747は大型で重たく飛行機を揺らすためには大きなエネルギーが必要なのでちょっとやそっとのことでは揺れないのではないかと思います。また、旋回とかも大きな動きでわかりやすく、平行に戻ると比較的よくわかります。次に、A330はぷらは大絶賛なのですが、揺れない、静か、新しい、など、複数の要素で高ランクを付けています。また、設計がいいのだと思いますが、このクラスの大きさの中では抜群に揺れない気がします。小型のB737も、なぜか揺れない気がします。おそらく短距離しか飛ばず、高度もそれほど高く飛ばないため、安定した気流の中を体格にあった形で飛んでいるのではないかと思います。

なお、気流についてですが、長距離飛行の際に使う高度では、大気が安定していると言うよりは、安定した風が吹いています。上昇気流などが全くないと言うことです。そのため、長距離国際線では高々度を飛びます。時々ある空気の流れの乱れが、エアポケットだったりします。見えればいいですが、飛行機が揺れてみないとわからないので、予測のしようがないです。地球って不思議ですね。

さて、ぷらが一番避けている機材は、A300・B767・B777です。これは、中途半端に通路際になる可能性が高くなり、おまけに、B777は特に揺れがひどいように感じます。形はスマートなのでいいと思うのですが、乗るのはごめんです。

このB777、何でこんなによく揺れるのかを研究してみました。その結果、羽が空気にたたかれて、よく揺れるのです。

B777の羽は特徴がいくつかあります。それは、最近はやりのウィングレットがついていない、先端の幅が細い、エンジンが機体寄りの位置についている、翼の取り付け角度などが挙げられます。ウィングレットは付いている付いていないでかなり違う気がしますが、B747では明らかに違うような気がします。まぁ、そもそもウィングレットは揺れ対策ではないですが…。また、それましたが、羽の形はスマートでかっこいいと思うのですが残念です。

この特徴が災いをしてこの機材をよく揺らします。では、どのように大きな揺れにつながるか追っかけてみましょう。

まず、気流の悪い中に差し掛かると、空気密度の違う空気の塊に羽が当たり、揺らされます。初めのうちはエンジン~先端部の間だけが揺れますが、これが繰り返されると次第に機体が影響を受け始めます。そして、ウィングレットがついていないので、揺れている羽の先端が空気を切っているときに、自ら空気の乱れを作り、羽先端付近の空気が乱されます。よって、なかなか元に戻らなくなります。この現象、揺れながら飛んでいる飛行機の先端部分が空気を切るときに、なぜ空気を乱すのかという説明は割愛します。が、こんな訳で揺れが継続します。そして、機体が揺れてくると、自ら羽をぱたぱたと揺らし…この繰り返しで、一度揺れると、揺れが収まるまでの時間がかかるのです。と思います。

まぁ、そんなにいやなら、そもそも乗るなと言われそうですが、海外旅行はすごい楽しいですので、せっかくですから、いろいろ気にしながら楽しんだ方がいいに決まってます。

ってなわけで、昨日に引き続き、ここまで見てくれた方、ありがとうございます。旅行を楽しむ方のお役に少しでもなれば幸いです。
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コメント 1

じゅめいむ

どうも、私のブログにコメントとトラックバックありがとうございます。

さて、昨日に続いて、飛行機の乗り心地の話も読ませて
いただきました。
私も乗り物には弱いほうですが、不思議と飛行機酔いの経験は
一度もありませんね。ただ、機内で酒を飲んで、気分が悪くなって
しまったことは何度もあるので、飛行機では酒を飲まないように、
また飲んでも、量をごく控えめにするように心がけてますが。

あと寝付きもいいほうではないので、飛行機に乗る時はあえて
睡眠不足にしておくというのは、名案かも知れません。

それから「揺れない機材」について。確かに、ジャンボは
少々揺れても大丈夫という感じがあり、安心できますが
私の場合、小さい機体だとやっぱり、ちょっと…
スピード感を感じるという点では、小さな機体のほうがいいんですが
悪天候の時は、できれば737などの小型機には乗りたくありません。

私の場合は機体そのものよりも、やはり天候に左右される感じで
ウイングレットの有無が揺れにも影響するという説は、
なかなかユニークだと思いました。

それでは、また、立ち寄らせていただきますね。
by じゅめいむ (2007-07-10 22:54) 

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